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眠れない

【目次】

不眠症とは

「昔はよく寝られたが最近は眠りが浅い」

「寝ても疲れがあまり取れない」

「ストレスがあり眠ることができない」

など睡眠に関するお悩みは一般的で珍しくありません。5人に1人が不眠の症状を抱えており、20人に1人が睡眠薬を内服されています。誰しも眠ろうと思っても眠れないことはあります。通常は数日するとまた眠れるようになることが多いですが不眠症は眠れない期間が長く続き体に不調をきたすことをいいます。

だるさや日中の眠気、イライラ、集中力の低下、頭痛などの症状を起こすことがあります。

不眠症の分類

不眠症は以下の4つに分類されます。

 

入眠障害:寝付きが悪い

中途覚醒:眠りが浅く途中で目覚める

早期覚醒:早朝に目が覚める

熟眠障害:熟眠感が得られない

不眠症の原因

原因は色々ありますがストレスや慢性的な痛みや痒み、睡眠時無呼吸症候群、ムズムズ脚症候群、うつ病、 生活習慣の乱れ、コーヒーやタバコなどの刺激物などが挙げられます。

不眠症の治療

生活習慣の改善と薬物療法があります。

【生活習慣】

・一定のリズムで生活する 起きる時間や寝る時間は同じにする

・何時間寝る!と決めない

・適度な運動

・痛みや痒みなどの辛さを抑える

控えた方が良いもの

コーヒー・紅茶など

アルコール

就寝前のスマホやパソコン・ゲーム

【薬物療法】

症状の感じ方や、これまで飲まれていた薬や生活習慣などにより症状は様々です。複数の薬を組み合わせることもあります。お一人で悩まず一度ご相談ください。

 

非ベンゾジアゼピン系(Z-drugs) マイスリー®・アモバン®・ルネスタ®

特徴:ベンゾジアゼピン系と比べると筋弛緩・抗不安作用が少ない。半減期が短く次の日に残りにくい。

 

ベンゾジアゼピン系 レンドルミン®・ハルシオン®・リスミー®など

特徴:BZD受容体に作用し「GABA(ギャバ)」という脳を抑制する神経伝達物質の作用を強めて眠気を誘導します。即効性もあり短時間で眠ることができます。長期使用による依存性やふらつき、転倒、健忘などの副作用がある。

 

メラトニン受容体作動薬 ロゼレム®

特徴:メラトニンは脳の松果体という所から分泌される神経伝達物質で体内時計の役割を果たしています。この薬はメラトニンに作用し睡眠を促します。

効果が出てくるのは数週間後で他の薬よりゆっくり効いてきます。長期投与でも耐性などができにくいとい言われています。

 

オレキシン受容体拮抗薬 ベルソムラ®・デエビゴ®

特徴:オレキシンは睡眠と覚醒を調節する神経伝達物質です。オレキシンの働きを抑え眠気を誘発します。効果はやや弱めですが依存が他の薬に比べて少ないとされています。

 

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