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お腹が痛い

【目次】

腹痛とは?

「食事をするとお腹が痛くなる」
「食事をする前にお腹が痛くなる」
「排便後、下腹、左側の痛みと血便が出る」
「お腹が痛くて便も出ない、以前お腹の手術をした」
「みぞおちが数日前から痛くて吐血をした」
「昨日からお腹全体が痛くて下痢をする、吐き気もある」

上記のような症状の方はぜひ一度受診なさってください。
腹痛といっても、痛みの場所、痛みが起きてからの時間、痛みの程度、随伴する症状などは人により様々です。
問診により重症度や鑑別疾患を絞り込み、腹部診察、血液検査やレントゲン・エコーなどで適切に診断を行います。上のような典型的な症状はおおよそ問診と腹部診察だけで診断つく事もあります。
胃カメラやCTが必要な場合は連携医療機関をご紹介させていただきます。

腹痛の原因は?

【みぞおち、上の方の痛み】

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、急性膵炎、胆嚢炎(右の肋骨の辺りが多い)、虫垂炎など

【下の方の痛み】

虫垂炎(右下が多い)、大腸憩室炎、虚血性腸炎(左側が多い)、便秘など

【背中の痛み】

膵炎、尿路結石、大動脈解離、逆流性食道炎など

【お腹全体】

大腸憩室炎、便秘、感染性腸炎、虫垂炎(腹膜炎を併発)、上腸間膜動脈閉塞、絞厄性イレウスなど

どのような検査があるの?

  • 血液検査:炎症反応の程度や肝機能、膵酵素の評価、貧血の有無や必要であれば腫瘍マーカーの測定などを行います。
  • 尿検査:尿路結石の有無の補助に行います。
  • レントゲン:腸閉塞、尿路結石の評価を行います。心臓の病気の除外も行います。
  • エコー:胆石の有無や膵臓の評価、肝臓の異常はないかなどを調べます。
  • 胃カメラ:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎や逆流性食道炎の評価を行います。
  • CT:腹部全体の評価を行います。

治療

元々持っておられる病気や年齢、痛みの程度など人により必要となる検査はそれぞれです。
当院はCTや胃カメラなどの医療機器は置いていないためにそもそも胃カメラやCTが必要な状態かを適切に判断する必要があります。

軽症の方にいきなり様々な検査は不要であると思います。
ただ症状は強くないけれども重篤な疾患である場合もあります。(例えば癌など)また結果的には問題なかった場合にも検査で必ず除外しておく必要がある病気もあり、いかに必要十分な検査を行うかが重要であると考えています。

また機能性胃腸症や過敏性腸症候群など、症状は強くはないけれども生活に支障が出るような腹痛もあります。お困りの方は一度受診なさってください。

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